高低差は法面仕上げ+植栽で。~土留めブロックは使っていません。

公開日:2026/03/08(日) 更新日:2026/03/17(火) モリニワ通信

神奈川県の敷地事情あるあるのひとつ、高低差。普通はブロックを積んで土留めするところを、斜面をそのままの状態で完成とする「法面仕上げ」にしています。

サフランの外構・ガーデンデザインのひとつでもある「法面仕上げ」について、お話しさせていただきます。

 

 

目次

1、法面仕上げとはどんな施工?

2、何故、法面仕上げにするのですか?

3、土が流れたり、崩れることはないのですか?

4、どんな条件のところでも法面仕上げ出来るのか?

5、法面仕上げの施工事例。

 

 

1、法面仕上げとはどんな施工?

高低差のある土地では、この写真のように、普通階段の両脇箇所はコンクリート仕上げにして、土が流れないようにします土留めしています。

ですが、あえて土のままで完成とする「法面仕上げ」を弊社では取り入れています。

 

 

2、何故、法面仕上げにするのですか?

理由1)土留めブロックなどで、基礎をつくるのにコストをかけないため。

理由2)ナチュラルな、より自然な景色が出来る。

この写真の、古家があった時の写真が上の写真です。

この長い階段を「雑木のトンネル」をくぐるように歩きたい・・・という施主様のご希望で、コンクリートは全撤去して、下の写真のような雑木に囲まれた階段に生まれ変わりました。

 

 

3、土が流れたり、崩れることはないのですか?

一番流れたり、崩れそうなのは、雨が降った時です。豪雨になり、滝のように土が流れてしまう可能性があります。

そのための工夫として・・・
1)樹木や下草類を植えて、雨が降っても、雨を一度葉で受けてから地面に落として、スピードを和らげています。なるべく横広がりに育つ樹木を選び、大きな葉の下草類を選らんでいます。また、グランドカバーで土が出ないようにしています。

2)サフランで植える雑木は、植えたすぐはひょろひょろで頼りなく、グランドカバーが広がるまでの間を補うために、地面にウッドチップでマルチングします。

3)傾斜がきついところは、ロックガーデン風に景石で土留め。


山道を歩いていると、法面だらけ。木々で囲まれているので土は崩れてません。そんな景色を模して、法面をつくっています。

この階段の法面の施工途中の様子をブログで紹介しています。こちらへ→

 

 

4、どんな条件のところでも法面仕上げ出来るのか?

余りにも急な傾斜地は難しいですが、ロックガーデン風石積みを組み合わせるなどすれば、いわゆる土留めブロックの代わりに法面納まりにすることが可能です。急傾斜の参考としては「安息角」を考慮しております。

※安息角とは、滑り出さない限界の角度を表す工学用語で、土の質でも変わります。

 

 

5、法面仕上げの施工事例

サフランでの施工事例をご紹介いたします。

 


庭への入口階段を、DIYされています。土留めをグランドカバーで、西洋芝とヒメイワダレソウを混ぜています。

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傾斜のある駐車場、門柱横のアプローチ階段を枕木で、そのまわりを法面に、グランドカバーで土留めしています。

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こちらも傾斜のある駐車場、古窯レンガ敷きでよりナチュラルな雰囲気に。法面に枕木階段、グランドカバーの西洋芝とヒメイワダレソウで土留めしています。

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駐車場に枕木階段で降りるよう、法面仕上げしています。グランドカバーは西洋芝で、種蒔きからはじめています。暑い夏は弱いですが、冬は緑が残り、寂しい景色になりません。

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アプローチ階段を、枕木と自然石敷きを組み合わせて、駐車スペースに向けて法面にしています。

駐車場から見ると、庭側は高さがあるため、青い矢印部分のウッドフェンスを、実は土留めの役割にもなるように施工しています。法面仕上げと組み合わせて、自然な雰囲気を損なわないような工夫をしています。

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サフランでも人気の「低床デッキ」より庭に近いウッドデッキです。高低差のあるところでは、デッキまわりを法面仕上げにしています。

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玄関側と駐車場の高低差のあるお宅。グランドカバーが広がる前の様子です。

傾斜のある法面は、樹木を植えて、一度雨を葉で受け、地面に落ちる雨の速度を緩めて、土が流れないようにしています。

 

庭側の高低差。施主様のご要望で、ロックガーデン風に仕上げています。冬でも葉が枯れない多年草を植えて、土が流れないように
しています。雑草も見えますが、雑草も味方に庭づくりしてみませんか?

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