モリニワの管理について 日々のお手入れ編

 

 

「モリニワを我が家にも造りたい!」と考えた場合、一番気になるのが…

 

「メンテナンス・お手入れはどうしたらいいの?」

 

お客様からの質問項目ランキングがあるとしたら、トップ5には入る質問です。

そこで、モリニワを心地良い空間に保つための維持管理はどうしたらよいのか?

「日々のお手入れ」についてまとめてみました。

あっ、前置きを!

モリニワを維持管理するのに、メンテナンスフリーとはいきません。

が、がちがちに気負う必要はありません。

 

 

水やり

植栽工事完工から1年間は…

1日1回(朝か夕方)ホースでたっぷりあげてください。

山採り雑木は元々雑木林のような環境、周りを木々で囲まれた中の木陰の元で、乾燥しにくく保水性の高い土壌で生育していたため、乾燥に弱い傾向があります。

雨の日はあげる必要はありません。冬は、晴れの日が続き、よほど乾燥していたらあげる程度。

 

2年目は・・・

少し絞り気味に。1年目の1/2か2/3程度の水やり量。

これは環境に慣れて根の力がついてきて、ある程度乾燥した場合でも耐えられるように、根が下の方へ伸びるのを促すためです。

ずっと多めの水やりを続けていると、地上に近いところにしか根を張らず、乾燥の時に弱りやすくなるので、だんだんとスパルタ式に水を絞って、地中の水を吸い上げる力をつけさせる必要があります。

 

3年目以降は・・・

さらに絞り気味に、1年目の1/3以下で。様子を見て、さらに乾燥が続いたり、真夏に晴天が続いた時にだけあげる、という庭木の管理に近いカタチに持っていきます。
根が健全に生育し、自然に近い環境になれば、基本的には雨水だけで生育できますが、森や林の乾燥を守る植物群であるマント植栽やソデ群落という、ツル類や草本性の背の高い植栽が、庭には望めないため、葉の状態(乾燥時にしおれ気味になる)など観察して、適宜、水やりを行っていただければと思います。

 

 

肥料

土壌活性剤をあげる。

 

 

雑草

雑草は好きなものは残し、嫌いなものは抜かないで地上部を切るか踏む。

毎年違う草が生えてきます。今年は何が生えてきた?と楽しんじゃいましょう。

 

 

下草類

基本環境があっていれば上記のお手入れで良いのですが、園芸種だったり種類により異なったお手入れが必要です。

 

 

グランドカバー

サフラン流の管理方法を、ご来店されたお客様にお伝えしております。

※工事完工時に、詳しいお手入れ方法等の植栽資料をお渡しさせていただいております。

ご質問はいつでも。お近くに行った際に、お庭の様子を拝見しアドバイスさせていただいております。

 

 

メンテナンスの要は剪定

「モリニワを構成する要素」というページに詳しく掲載しています、山採り雑木は、山や森に生えているのなら、ほっといて、自由に大きくしても良いと思うのですが、住宅街の中の庭だと、樹木の成長をコントロールする必要があります。

そのためのお手入れ「剪定」が必須になります。

剪定には色々な手法がありますが、弊社では、生育コントロールするための自然風剪定を行っております。

 

 

生育コントロールするための自然風剪定

自然風剪定とは、樹木が切られたことを気づかないくらいの剪定です。

樹木はバッサリ切られたり、ぶつ切りされたりすると、光合成ができなくなり生命の危機を感じ、枝葉を沢山出し、切る前よワサワサな樹形になります。

そして葉っぱの量が増えると光合成が沢山できるので、幹が成長して太くなり、幹が太くなるとどんどん背が高く大きく成長します。

そこで、木が切られたことに気づかないくらいの剪定、自然風剪定をすることで、幹の太り方をゆるやかにすることができます。

 

 

剪定は弊社にご依頼ください

植栽工事をご依頼されたお客様には剪定を弊社にご依頼いただくようお願いしています。

・成育コントロールのための剪定開始は、植栽工事が完工してから2~3年後。

・毎年、年1回か2回実施。

・剪定時期は、年1回の場合は、5月から7月くらいまでの梅雨時期に。

 年2回の場合は、梅雨時期と11月から2月までの冬期です。

 

・ご自分で剪定はやりたい方・・・

 ワークショップなどで剪定方法をレクチャーすることを検討中です。

 ですが、弊社で植える樹木は、高木だと植える時点で高さが5~7mあるため、剪定する場合は脚立やハサミなどの道具が必要になり、また危険を伴う作業になります。

 

ぶつ切り剪定されちゃったヤマボウシを自然樹形に戻しました こちらへ→

低木・下草・グランドカバーはご自由に

セルフで、お好きな植物を植えたり、お手入れすることをおすすめしております。

・あじさいなどの低木はご自身で剪定できます。

・下草類は株が大きくなり過ぎた場合、剪定したり、間引いたり、株分けしたり。

・サフランで植える下草類は主に、宿根草や多年草といった、毎年植え替えが必要ない種類のものです。完工時にお渡しする植栽資料を参考に。

・コツの一つは「適当に、気楽に」あまりきれいに掃除し過ぎたりしない方が、かえって植物には良い環境になるように思います。

・お手入れすることで園芸療法として、ガーデンセラピーの効果があります。

 

楽しんでやってみてください!