モリニワをつくる方法
庭に木陰をデザインする。
木漏れ日・木陰の下をつくる。
高木・中木・低木の落葉樹を組み合わせて植え、木漏れ日の下で過ごせる空間をつくります。
木を沢山植えればモリニワになる??
と、安易に考えては危険です。
森の木は、手入れを間違うと10m、20mと巨木になって手に負えなくなってしまいます。植えてからの剪定により、光合成を抑える=成長コントロールをします。
剪定は、2・3年後から始めます。できれば年2回、最低でも1回。剪定時期は、5月末から7月初めまでに。
木ならどんな樹種のものでも良いのか??
長く心地よい状態を保つには、その土地の環境に合った樹種を、植生(その地域に生育している植物の集団)を考慮して選ぶのが最適かと思います。
木の特性、日の当たり方、土壌などを考えて樹種を組み合わせて植えます。
そのため、サフランの植栽工事は樹種おまかせ!!で承っております。
狭小な敷地でもモリニワはつくれます。
神奈川県は、一軒あたりの敷地面積が他県と比べると狭い家が多いです。
そのため、駐車場の敷地を取ると、庭に割り当てる敷地がなくなり、庭をあきらめないといけないことも多い。ですが、下枝のない樹種を選べば木を植えることができ、駐車場をコンクリートにせず、石、レンガ、枕木などを敷いて、草目地にすると、車も止められる庭、緑いっぱいの「駐車場兼庭」になります。

お部屋を増築したためお庭の敷地が狭くなり、お庭のリフォームをご依頼頂いたお宅です。
下枝のない樹形の木を植えることで、人や車のスペースをじゃますることなく、スペースを共有することができます。また、高木は6~8メートルの高さのものを植えるため、2階からも緑を眺めることができます。
周りの借景を取り込もう!!
ご近所さんの緑、公園の緑、山、森が近くにある・・・そんなお宅は、モリニワをつくる上でポイントが高いです!
ご自身の敷地内に木を植えることで、周りの緑をちょっと拝借し、つなげて家の景色に、そして微気候改善をすることができます。
木を植えることで、周りの景観を良く、ご近所さんの微気候改善にも役に立ててもらうのも良いかと思います。
そして緑の輪が広がり、緑の景色が町全体につながっていくと、住みやすい環境もでき、資産価値向上につながる可能性もあります。
と、言った知識と経験が必要になるモリニワづくり・・・
ただ、つくっておしまいではなく、そこからがスタートです。
施主様が楽しくモリニワと付き合っていけるよう、また施主様ができるところはDIYでやっていただくことで、継続してモリニワで心地良く過ごすことを、施主様と一緒に考え取り込んでいきます。
モリニワのサンプルガーデン
サフラン店舗にはモリニワのサンプルガーデンがあります。森を庭のように使おうと、もともと藪だった崖地を木を選別して伐採し、道をつけて人が入れるように整備しました。
そのモリニワができるまでの動画です。
サフラン店舗周りのモリニワ。
旧店舗から移植した樹木と新たに植えた樹木で、建物周りを緑で覆っています。

サフラン店舗に植えた植物は、
・高木 コナラ、ソロ、
・中低木 ジューンベリー、ブルーベリー、コアジサイ、ヤマアジサイ、コバノズイナ、西洋カマツカ、シロヤマブキ、シモツケ、ヒメウツギ
・旧店舗から移植したハウチワカエデ、ドウダンツツジ
・下草類 ツワブキ、フイリイトススキ、キチジョウソウ、シラユキゲシ、エリゲロン、セキショウなど
・グランドカバーはダイカンドラ・ヒメイワダレソウが中心
雑草も色々、今年は何が生えてくるのかな??と観察しています。
店舗山小屋は平屋の小さな小屋で、お客様ご自身の庭にモリニワを当てはめてイメージしていただきやすように、サンプルになっていると思います。

駐車場兼庭、
「ここに車を止めるのですか??」
初めてご来店されたお客様に躊躇されてしまいますが、コンクリート駐車場ではなく、大谷石、御影石、根府川石、古窯レンガ、栗の古材、地面を掘って出てきた川石を石畳のように敷き、草目地の緑でそれぞれの石をつなげています。
石の下地は土と砕石敷きのため、「雨庭」と言って、大雨が降った時は、雨水がゆっくり地下に浸透するため、道路に雨水があふれたり、土砂崩れを防ぐ役割りもします。

サフランに植えた木は、植えた当初はひょろひょろな幹の頼りない感じでしたが、大きく育てようと手を入れず、ほぼ放置し、木陰をつくっています。

日を求めて伸ばした枝は、ちょうどタイルテラスやウッドデッキ、駐車場に木陰が出来て、心地良い空間ができています。